2019.07.20 23:35メロポチのドアを叩いた日 ミーガールー サナダ初めてメロポチのドアを叩いた日って覚えてます?結構みんな似てると思うんだけど。それなりに緊張して気合いをいれて期待と不安を抱えて。ちっさなカンバンが立ってて、ん?ここでいいの?って気持ちで怪しげな階段を降りて、ガタガタの扉を開けて。拍子抜けするほど普通のメガネのおっちゃんが、いらっしゃいって声をかけてくれて。今まで出会ったライブハウスの住人とは明らかに異なったノリに、戸惑いながらも自分がしたい事を打ち明けた。そのおっちゃんは、さかんに僕にアルカリイオン水を飲むよう勧めた。そこで飲むその水は確かにうまかった。話をしてるうちに、なんだかこの場所では何かが起こりそうだって予感が積もってきた。思えば、何かが起きようが起きまいが、何かが起こりそうな予感はあたりま...
2019.07.11 18:43メロメロポッチの詩 いちろうメロメロポッチ メロメロポッチマスターがギターをつま弾き 「それもまた、人生」曲がりくねった階段を降りてすすめば逆さまの扉引いて開ければ迷い子たちが息をつく生ジュース 生ビール 生演奏の店メロメロポッチ メロメロポッチマスターがギターをつま弾き 「それもまた、人生」青いピアノを壁際でながめ すする深く腰掛ける椅子に沈んで酔いどれたちの歌に 宵バナヨーレ キャラポーレ 青菜のブルーアッポーレメロメロポッチ メロメロポッチマスターがギターをつま弾き 「それもまた、人生」カウンターでは 常連たちの人生論入れ替わりながら話はつづくチキンカレー&ハートランド離れた席からは やまない芸術論メロメロポッチ メロメロポッチマスターがギターをつま弾き 「それもまた、人生...
2019.07.05 10:50メロメロポッチというジュース マツノメ 店のフリーペーパー「メロウ横丁」の編集をさせてもらっていた。寄稿した人々と話したり、店内で夜中まで原稿を切り貼りしたり(PCを使うのは、メールのやりとりと、手書き原稿を活字にする時くらいで、編集はほぼアナログ作業だった)。楽しかった。 それから、地下ならではの、ほの暗い感じを生かし、影絵ユニット「つつじん」の一員として、影絵を何度かやらせてもらった。それも面白い記憶。 今、節目を迎えて、あらためて思うこと。 メロメロポッチって、店そのものがジュースっぽい。個性豊かな人たちの会話、音楽をはじめとするさまざまなアート、飲み物と料理、などがあいまって生み出される、独特な手作り空間。ライブ感溢れる、一度きりのメロウな場の数々。まさに、ミックス生ジュース。 そ...